SERVICE 物流技術／物流機器

物流業界では、少子高齢化による労働力不足という課題に直面しています。そこで私たちは、トータルピッキングで出庫を自動化・効率化する「部品自動仕分けソーター」や、搬入要件にあわせて開発したオリジナルの無人搬送車など、自動化技術の積極導入によって、倉庫内の省人化を実践。物流ノウハウ・技術力を活かした自社開発でのご提案をいたします。自動化システムは、在庫管理システムと高度に連携しており、全体最適化や情報・現物一致による確実な品質の保障を実現します。

荷物をパレットの上に積み上げる作業をパレタイズといいます。これはあらゆる倉庫業務で行われる作業ですが、比較的に業務負荷の大きい作業と言えます。私たちはこのパレタイズ作業に、高精度で自動化するロボット技術を導入しました。パレットの上に均一に荷物が積み置かれ、より安全で効率的なパレット輸送につながっています。作業者の負担も大きく軽減され、安定した作業品質と業務効率の向上に貢献。このように自動化できる業務は独自技術で積極的に開発を行い、倉庫業務全体の効率化に努めています。

私たちは部品組立に用いる装置についても自社で設計開発を行い、作業効率化に取り組んでいます。四輪車のタイヤ組立作業では、タイヤに伝わるロードノイズを低減するために、Hondaが開発したオリジナル部品(レゾネーター)を、専用アルミホイールへ装着するレゾネーター装置を自社独自で設計開発。これによって「誰でも」「速く」「楽に」「正確に」「短時間で」レゾネーター装着ができます。作業負荷を大きく軽減し、車両の走行品質の向上にも貢献しています。

詰め効率・積載効率・輸送効率すべてを満たす究極の物流機器の開発という目標を掲げ、自社で研究・開発を行い、物流改革への挑戦を続けています。開発には3D CADを導入し、スピーディに容器や台車を開発。特許取得済みのリターナブルケース、製品特性に合わせた専用台車など、販売のほかリースでの取引も行います。これらにより、高度にシステム化されたノウハウにより、製品が完成する前の段階で、荷姿・必要数・コストなどの物流にかかる様々な要件をご提案することができます。