クロストーク 02
A.S
2016年入社
海外事業管理部 地域業務支援ブロック
入社6年目からアメリカに2年間駐在し、倉庫の設計や変更対応などを担当。趣味はスポーツ観戦と音楽鑑賞。
H.K
1988年入社
管理本部 事業管理部
マネージャーとして10年間、海外に駐在。タイではアジア地域の統括を務め、インドでは現地法人の経営に従事。
A.S
アメリカに渡った当初は、現地の人たちに私の意見を聞き入れてもらえず、人間関係の壁に直面しました。しかし、めげることなく、現場のスタッフがどんなことに困っているのか、それに対して何ができるのか、現場に寄り添いながら課題を抽出・分析し、「こうすればこの数値がこう改善される」と、データの根拠を示しながら業務効率化の提案に努めました。その積み重ねによって信頼を得ることができ、やがて現地の人たちと一緒にオペレーションのしくみを改善できた際には大きな手応えを得ることができました。
H.K
私が海外に駐在したのは45歳のとき。突然の辞令を受けて急遽渡ったタイでは、事業管理やアジア地域の統括業務を担い、タイを起点にインドネシアやマレーシア、ベトナムなどの周辺国にも足を運んでは事業運営の改善を行いました。次の赴任地のインドでは現地法人の経営に参画し、現地の社長と協力して事業体制の強化を推進。タイ、インドのどちらにおいても、現地の人たちとの考え方や商習慣の違いに戸惑いながらも、経営に近いポジションで大きな裁量を任せてもらい、収益向上に貢献することができました。
A.S
希望していたので「ついに来た!」という感じでした。国内では調達部門で現場推進や収支管理を担い、改善力やロジカルシンキング力の向上、簿記2級の取得に励みました。海外では現場のマネジメントや業務改善を推進する働きが求められるため、国内にいるうちからできるだけ現場全体を俯瞰し、状況を分析して改善に結びつけることを意識しました。その過程では自分の考えを現場の皆さんと共有する機会も多く経験し、海外で求められる「自分の考えを伝える力」を磨くことができたと思います。
H.K
私は海外駐在を希望したことがなく、入社して20年以上、国内でキャリアを重ね、海外赴任前にはマネージャー職として事業管理を担っていました。だから、私にとって海外駐在は思ってもみなかったチャレンジで、不安があったのも正直なところです。ただ、思いのほかタイでの生活にすぐになじめて、国内で培ったマネジメントの知識・経験を随所に注ぎ込むことができました。仕事でも生活面でも貴重な経験ができ、振り返ってみると海外駐在のチャンスをもらえてよかったとつくづく感じます。
A.S
海外では特定の業務だけにとらわれず、全体を広い視野で見渡し、改善を推進する力を高められたと思います。例えば自動化技術の導入プロジェクトでは、管理計画や工程設計、システムベンダーとの調整、運用まで一貫して手がけることができました。これからも国内で「やったことがないことにも積極的に挑戦する」というスタンスで成長に励み、次はマネージャーとしての海外駐在をめざします。そして、Hさんのように海外現地のオペレーションや収支、人事、経営に広く携わりたいです。
H.K
Aさんならきっと叶えられると思います。若手メンバーには積極的に海外へ飛び出し、競争力の高いグローバル企業をめざしてほしいと願っています。私自身も海外経験を活かし、皆さんの成長へのサポートを惜しみません。私がそうだったように、語学に自信がなくても、意欲があればぜひチャレンジしてください。
QUESTION 01 海外駐在時の仕事のやりがいと難しさは?
QUESTION 02 海外駐在は希望した? 叶えるために努力したことは?
QUESTION 03 海外駐在で得られたことは? 今後にどう生かす?
この記事は2024年末時点のものです
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